『電波男』を読んで
よくブログ界隈や2ちゃんねるで「ブログとmixi日記の棲み分け」について取りざたされている。「原則クローズドで会員外には読むことのできないmixiの話を全世界に配信されるブログでするな!」「クローズドなmixi内だからこそ披露したネタを勝手にブログや掲示板に貼り付けるのはマナー違反!」といったお話だ。どちらもすごく真っ当な意見だと思う。だから、ブログには「DVDのレビュー」や「ディズニーの著作物の取り扱いについて」といったみなさんに面白がってもらえそうなネタを、mixi日記にはプライベートなことや、あんまり表だって言っちゃいけないこと、要は「チラシの裏にでも書いとけ、バカ」と言われそうなことを書くようにしていた。
ところが、ここ数日分のチラシの裏の走り書きについて、ある方々から「限定公開なのが惜しい」「大変面白い」なんて過分なるお言葉をちょうだいしてしまった。どうも、最近話題の「サブカルさん」や「中二病・高二病」についてのくだりがツボにハマったらしい。実際、そこが一番書きたかったところなので、非常にありがたい。そこで、ここでは、件のmixi日記を抜粋・修正して公開しようと思う。
mixi・3/20の日記mixiの中の人が面白がってくれたのは3段落目。mixi内に「mixiのプロフィールに~」なんて、やたらと具体的、かつ、挑発的なことを書いたからだろう。ただ、実際、女子に限らず、マニアックなアイテムや人にぶらさがることで「他人との差別化を図ろう」「自身をマニアックに見せよう」とするサブカルさんは多い気がする。これが中二病・高二病の初期症状だ。そして、これをこじらせると、いい年こいて「私、ちょっとほかの人とは違うから」なんて言い出して、和服を着込んだり、ニットキャップを目深にかぶったりするようになる。
しろはたの管理人・本田透さんの著書『電波男』を読み終えた。生粋のオタクである本田さんが、自らのトラウマや恋愛にまつわる過去の恥部を豪快に開陳しつつ、女子がキモメンから搾取したお金をイケメンに流すキャッシュフロー(本田さん曰く「恋愛資本主義」「あかほりシステム」)や、その恋愛資本主義に絡め取られた男子・女子のあり方を痛烈に批判。そして、そんな事情や思惑に巻き込まれることを断固拒否し、二次元キャラクターを脳内夫人、脳内彼女として生きていくと高らかに宣言した怪著だ。まずは、すごく生きにくい道をあえて選ぶ、その覚悟のドン決まり方と、異様に説得力のある筆致にリスペクトを捧げたい。(中略)
ただ、竹熊健太郎氏のブログでも指摘されていたし、ボクも本田さんと飲んだ時に(7月20日「SPA!のライターさんと~」のくだり)お話しさせてもらったのだが、今後、女のコが言い寄ってきたらどうするんだろう?
本田さんは、これから絶対にモテる気がするのだ。これだけの力作を上梓できる、つまり、仕事のできる男は女のコにしてみれば格好の獲物だろう。それに、mixiのプロフィールなんかに「ちょっとマニアックなものが大好きです」なんて書いちゃう自意識バリバリのサブカル女とかにしてみれば、ヲタネタを引き合いに恋愛を語る「ちょっとマニアックな存在」である本田さんは「憧れの君」ってことになるはずだ。
果たして中野の魚民で聞いた「これしきのことでキモメンのオレに擦り寄る女に愛なんてあるわけがない。だから、いらね」という高潔なまでの童貞イズムを堅持できるのか? ぜひともがんばっていただきたい。
(後略)
いや、ボク自身そうだから、間違いないッスよ。
それについては次のエントリーにて。震えて待て!
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コメント
成松さんのスタンス、大好きです。これからも更新、楽しみにしています。
投稿: さみ~ | 2005/04/04 20:49